美術展

—INSIDE THE COLLECTOR’S VAULT, VOL.1— 解き放たれたコレクション展@WHAT

奈良美智さんの作品を観に天王洲アイルのWHATへ。 —INSIDE THE COLLECTOR’S VAULT, VOL.1—解き放たれたコレクション展 | 寺田倉庫WHAT 昨年オープンした現代美術館。それまでは建築に特化した美術館だったそうな。 本展の他に「謳う建築」という企画展も開催…

琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術@アーティゾン美術館

概要 琳派は、17世紀初めの俵屋宗達、18世紀初めの尾形光琳らによって、日本の都であった京都の町人文化として生まれ、19世紀初めに酒井抱一や鈴木其一らによって、将軍お膝元の江戸(現在の東京)に引き継がれた、装飾的な美感を核として発展した都市の美術…

開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展

概要 開館10周年の最後を飾る本展覧会は、丸の内初のオフィスビルとして三菱一号館が竣工した年、「1894年」を軸に、当館のコレクションの中核をなす画家である、ルドンとトゥールーズ=ロートレックの時代に焦点を当てます。1894年はルドンが色彩の作品を初…

STARS展:現代美術のスターたち―日本から世界へ@森美術館

概要 戦後の高度成長期、日本ではオリンピック、万国博覧会といった国家規模のイベントが続き、国際化が推進されました。その間、現代美術の世界でも、脱植民地主義、多文化主義などさまざまな議論が重ねられ、ビエンナーレやアートフェアなど新たな場が拡が…

だれも知らないレオ・レオーニ展@板橋区立美術館

大好きな絵本作家であるレオ・レオーニの展覧会に行ってきました! 概要 小さな黒いさかなの『スイミー』、詩人のねずみ『フレデリック』。レオ・レオーニの絵本に登場する魅力的な主人公たちには、作者自身の姿が投影されています。レオーニは、ヨーロッパ…

バンクシー展 天才か反逆者か

概要 イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシーの70点以上の作品が初上陸。 感想 久々の美術展。コロナ禍なので平日に訪問。 何かと話題のバンクシーなので、若い人が多め。平日なのに結構混んでた。 館内は写真撮影…

カミーユ・アンロ|蛇を踏む@東京オペラシティ アートギャラリー

■概要 1978年フランス生まれのカミーユ・アンロは、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。作品は旺盛な好奇心に突き動かされた直観とリサーチにもとづき、理性と…

バスキア展 メイド・イン・ジャパン@森アーツセンターギャラリー

概要 1980年代のアートシーンに、彗星のごとく現れたジャン=ミシェル・バスキア。わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた3,000点を超すドローイン グと1,000点以上の絵画作品を残しました。その作品は、彼自身の短い人生を物語るかの…

細野観光1969 – 2019展

概要 本展は、「細野晴臣デビュー50周年企画<細野さんに会いに行く>」プロジェクトの一環であり、細野氏のロック・テクノ・ワールドミュージックなど多岐にわたる音楽家としての一面だけでなく、映画やアート・落語・漫画など、多様な関心事を貴重な展示品…

塩田千春展 魂がふるえる

概要 ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られています。個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった…

工藤あゆみ原画展@ニジノ絵本屋

概要 絵本「はかれないものをはかる」の原画展。 感想 先日の板橋区立美術館に行ってからハマっている工藤あゆみさんの作品。何気なくFacebookを見ていたら原画展をやっているということで行ってきました。 絵本屋での原画展ということであまりじっくり見ら…

みんなのレオ・レオーニ展@損保ジャパン日本興亜美術館

概要 赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。作者のレオ・レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろ…

2019ボローニャ国際絵本原画展@板橋区立美術館

毎年板橋区立美術館で開催される本展覧会。一時は毎年行っていたのですが、数年ぶりに鑑賞してきました。 概要 「ボローニャ国際絵本原画展」は、児童書のためのイラストレーションのコンクールです。出版・未出版に関わらず審査の対象とされるため、新人作…

クリムト展 ウィーンと日本1900@東京都美術館

概要 19世紀末のウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトの没後100年を記念する展覧会。 感想 クリムトの作品はあまり知らなかったけれど、行ってみて本当に良かった展覧会。華やかな気分になれました。気に入った作品を以下記載します。 ■ハンス・マカル…

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド@東京都美術館

概要 伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、岩佐又兵衛、狩野山雪、白隠慧鶴、鈴木其一、歌川国芳の8名の代表作を一堂に会した美術展。 感想 8名それぞれに特徴があり、とても楽しめました。個人的に好きな作品を紹介します。 ■伊藤若冲:蝦蟇河豚相撲図 伊藤さ…