クリムト展 ウィーンと日本1900@東京都美術館


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概要

19世紀末のウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトの没後100年を記念する展覧会。

 

感想

クリムトの作品はあまり知らなかったけれど、行ってみて本当に良かった展覧会。華やかな気分になれました。気に入った作品を以下記載します。

 

■ハンス・マカルト:ヘルメスヴィラの皇后エリーザベトの寝室装飾のためのデザイン(夏の夜の夢)

ヘルメスヴィラはウィーンにある別荘らしい。絵は緻密で繊細。ずっと見ていて飽きない作品。

 

■フランツ・マッチュ:女神(ミューズ)とチェスをするレオナルド・ダ・ヴィンチ

人物もそうだけど背景が写実的で宗教画っぽくもある。ダ・ヴィンチのひげが特にリアル。

 

グスタフ・クリムト:女ともだちⅠ(姉妹たち)

デザインがロートレックみたいですごく好みの作品。背景や右上の柄が日本の影響を受けている。

 

グスタフ・クリムトベートーヴェン・フリーズ

全長34メートルを越える壁画の複製はとにかく圧巻!微かに音楽を流すという演出も気持ちを盛り上げてくれる。マンモス?怪獣?が、遠くから見ると目がキラキラしているのに、近くで見ると黒目がムックばりにイッチャッテる感じが可愛かった。

 

つぶやき

一番びっくりしたのは、クリムトは生涯独身だったのに14人の子供がいたということ。自分には興味がなく(だから自画像が少ない)、興味あるのは女性であると公言している姿がある意味かっこいい…猫との2ショット写真が可愛らしいから、そこに女性は惹かれるのかしら…


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