MBA問題解決100の基本
MBA問題解決100の基本
グロービズ:著 嶋田毅: 執筆 東洋経済新報社
■ざっくりいうと
ビジネスパーソンが直面する問題解決について、ベストプラクティスと目される企業や経営者の知見、コンサルタントや経営学者らの本質を捉えたフレーズを紹介することで、さまざまなインスピレーションを得てもらうための手引き書、ヒント集。
■胸にささった文章
・真の見える化とは「目に飛び込んでくる化」だ(P28)
自律の見える化を行わないと、見える化を進めても効果が少ないとのこと。当事者意識を持つためにはどうしたら…
・平時と有事のステークホルダーは異なる(P94)
・メタ思考(P99)
メタ思考は身につけたい。常に自分を客観視できるようにしたい。「自分の視点は偏っていないか?」「自分の情報源はバランスが取れているか?」を自問することが大事。
・みんながリンクしなければ到底品質を守ることはできません(P223)
これは品質だけではなく収益にも言えることだと思う。自分の部署だけ収益が良くても、会社全体で見ないといけない。関連部署との一体化が大事である。
・ビジネスの成果=スキル×モチベーション×方向性(P252)
やはりモチベーションがすべての源。でもモチベーションが低い人にはどうしたら良いのだろう…当事者意識と同様難しい課題である…
■感想
MBAや経営学は私にとっては無縁なジャンルだと思っているが、結構面白く読めた。偉人たちはやはり良いこと言うなぁ。
言うことは簡単だが、いかに実践するか、継続して行うかが非常に難しい。本を読んで終了ではなく、行動に移していかないといけない。(と言いつつ行動に移せない自分…ちょっとずつがんばろう)
■TODO
・MECEについて調べる(今月中)
・メタ思考に関する本を読む(今年中)
・SECIモデルについて調べる(今月中)