神・時間術

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神・時間術  樺沢紫苑  大和書房

 

ざっくりいうと

脳科学や精神科の観点から、筆者が実践している時間術の極意を伝えている本。1日は24時間という当たり前で平等の概念を覆し、普通の人の4倍仕事をして2倍遊ぶ時間術を伝授している。

 

胸にささった文章

・起床後の2~3時間が脳のゴールデンタイム。朝にメールチェックをすると、脳のゴールデンタイムは、それだけでほとんどなくなってしまう。朝の30分は夜の2時間に匹敵する。(p114~115)

・締め切りを設定して、それを厳守するだけで集中力が高まり、仕事効率がアップする。(p103)

・寝る前の2時間にやってはいけないことは、食事、飲酒、激しい運動、熱い風呂、ゲーム、映画、スマホ、パソコン、テレビ、明るい場所で過ごすこと。逆にやった方がいいことは、音楽やアロマ、家族とのコミュニケーション、リラックスさせる軽い運動、熱すぎない入浴、読書などのゆったり&リラックスした時間。(p195)

・自分の「本当の楽しい」が分からない人は、自分だけの最強リフレッシュ時間を持つことができない。もっと「楽しいアンテナ」を立てる。(p269~270)

 

感想

筆者のメルマガを読んでいると、本当にいつ寝ているの?いつ映画を観に行ってるの?と思わざるを得ない。筆者が実践している時間術の極意は、時間を点や線ではなく面で捉えることである。集中できる時間帯に集中力を要する仕事をすることで効率や生産性がアップする。

本を読んで触発された私は、早速朝のゴールデンタイムを活用すべくメールを見ずに集中仕事に取りかかってみたが…うまくいかない!電話がきたり相談事をされたり。立場上「午後に改めて」とは言えない…そして何よりメールが気になる!結論として、自分のルーティンが決まっているのであれば、それに従った方が集中できる。(でも、こういう考えを見直さなきゃいけないのかな…)

また、締め切り厳守(制限時間仕事術)は大事だなと改めて思った。私の場合、仕事では当たり前であり、いかにプライベートで活かすかが課題。英語や資格試験の勉強などで、締め切りを細かく設けて実施できるようにしたい。

仕事はもちろんそうだが、まずは休日を充実させる必要があると感じた。ゴールデンタイムの活用、夜のリラックス等々…そのためには毎日の疲れをその日のうちにリセットすることが大事。休日は仕事の疲れを取るための日とつい思ってしまうが、考えを改めないと。今、「楽しいアンテナ」が立つのはどんなときか?美術館巡り?カフェ?映画?散歩?  休日を充実させて、楽しいアンテナを立てようと思う。

 

TODO

・休日の充実(ゴールデンタイム、制限時間仕事術の活用)(即日)

・楽しいアンテナを見つける(今年中)