リベンジ 巨大外資銀行

f:id:dawadawa:20200504175313j:image

リベンジ 巨大外資銀行

高杉良  講談社文庫

 

ざっくりいうと

リーマンショックアメリカ・日本を舞台にした小説。かつて主人公を放逐した巨大外資銀行に対して主人公が果敢に立ち向かう。

 

感想

杉さまの本はやはり面白い。リーマンショックのからくりはイマイチよくわからないけど、悩みながらも奮闘する主人公は痛快である。

ダイヤモンドブラザーズ(たぶんモルガン・スタンレー)に対する出資について、2週間でまとめ上げる主人公の手腕は、さすがに小説っぽいなと思わなくもないが、社会人(とくに経営者)にはそのくらい行動力やスピードが大事なのだなと思った。やはり何事も行動力がモノを言いますね…

経済小説をさらに面白く読むには、経済に強くならないとな…