オイディプス
あらすじ
「父を殺し、母を娶るであろう」という恐ろしい予言から逃れるため、放浪の旅に出た古代ギリシャ・コリントスの王子オイディプス(市川海老蔵)は、旅先のテーバイで他国の脅威を退け法の秩序を取り戻した英雄として請われ、王となる。
オイディプスは先王ライオスの妃イオカステ(黒木瞳)を妻に迎え安寧な日々を送るが、ほどなくしてテーバイ中に疫病が蔓延する。コロスのリーダー(森山未來)を中心に、オイディプスに助けを求めるテーバイの市民たち。オイディプスは国を救うために神託に従い、先王殺害の犯人を捜すが、やがて明らかになるのは恐るべき真実だった…。
残酷で悲劇的な運命がオイディプスに襲いかかる…。
感想
ギリシャ神話を現代版にアレンジした作品。とてもよかった!
市川海老蔵の貫禄、黒木瞳の美しさ(細い!)、森山未來のしなやかさ、それぞれが役に合っていてとても楽しめました。
オイディプスって、独裁者的な部分があるけれど、罪を素直に認める点で言えば、とても性格が良く、憎めないなぁと感じた。
目を奪われたのは森山未來くん。全身で表現する様が魅力的で舞台で目立ってました。私もあんな風に体を柔らかくしたい…
舞台はやはり生で観るに限りますね!その場の空気感を感じられるのは舞台ならではであり、テレビや映画館では決して体験できない。お金はかかるけどまた観に行こうと思う。