ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2019 秋の映画祭

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抽選で当たったので観に行ってきました。初めての東京都写真美術館。私が観たのは「輝く女性映画人特集」ということで以下4作品のショートフィルム。

①ヒゲとレインコート

②無風になびく髪

③屋上のマジシャン

④向かいの窓

 

感想

どの作品も個性的で面白かったけど、一番心惹かれたのは②の作品。インドの作品で、自由に重きをおく主人公が大学の奨学金を得るためにムスリムの戒律(女性はベールを身に付ける)に従うかどうか…というお話。最終的には自分の意思を優先するのだが、この映画を観て教育とは…を考えされられた。教育とは「考える力」を身につけるためにあるもの、また、考えの違いを「認め合う」大事さを学ぶことなのかなと。教育環境では恵まれているであろう日本で生まれ育った私たちは、のうのうと生きるのではなく常に何かを考えて生きていくことが大事なんだろうな、とこの映画を観て思った。

今回は観れなかったが、菅田将暉くん初監督の作品も上映されていた。菅田くんは役者としての表現力もすごいが、やりたいことをやる行動力もすごくて、年下ながら尊敬する人物である。観てみたかったな。

ショートショートは毎年開催されているとのこと。また来年観に行ってみたいと思う。