ミッドナイトスワン
秋です。
芸術の秋、
読書の秋、
スポーツの秋。
いろいろ楽しめる季節。
今週末は毎日芸術に触れようということで、映画鑑賞。
久々に金曜夜の映画館に行ったら結構混んでいた。鬼滅の刃効果だろう。
金曜に(仕事終わりに)映画なんて素敵だな。夜の上映は割引されるし、もっと映画に触れよう。
あらすじ
故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。 ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。 理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。
感想
人の悩みの深さは他人と比較はできない。
この映画では実にさまざまな悩みが描かれている。どれもこれも重い。
ツヨポン演じる凪沙は、一果と出会って幸せだったのか。
出会わなけば、ささやかながらも生活は維持できただろうし、トランスジェンダーを隠して「男性」として働くという苦痛もなかっただろうし、手術の後遺症で苦しむこともなかった。
出会いって、幸せって、生きるって何だろう。
口コミでは、和製リトルダンサーというコメントもちょいちょい見かけた。確かに通じるものはあるけれど、本作の方が悩み深い作品。
ちなみにリトルダンサーは、私のベスト3に入るくらいの好きな映画。あのクライマックスは今思い出しても鳥肌が立つ。
本作の考察、感想はこちらのブログの方が深く記載されているのでオススメ。
https://note.com/mint_aria/n/n6c6c9c55839e