2020-01-01から1年間の記事一覧

そして生活は続く

そして生活はつづく (文春文庫) 作者:星野 源 発売日: 2015/10/09 メディア: Kindle版 感想 有名人のエッセイを読むのが結構好きである。日常生活や思考などが垣間見え、有名人も普通の人間なんだなーとか、面白い考え方をするなーと楽しく読んでいる。 本作…

わたし、定時で帰ります。

わたし、定時で帰ります。(新潮文庫) 作者:朱野帰子 発売日: 2019/02/15 メディア: Kindle版 ■感想 去年のテレビドラマで感銘を受け、原作を購入。やはりドラマとは微妙に設定が異なるけれど原作も楽しく読めました。 ドラマの中での言葉「決まった時間内…

バンクシー展 天才か反逆者か

概要 イギリスを拠点に活動し、世界で最も注目されているアーティストの一人、バンクシーの70点以上の作品が初上陸。 感想 久々の美術展。コロナ禍なので平日に訪問。 何かと話題のバンクシーなので、若い人が多め。平日なのに結構混んでた。 館内は写真撮影…

再読・伊坂幸太郎

ネガティブモードのときは小説を読むに限る。特に、ありそうでありえない設定、かつ私の好きな作家の作品だと現実逃避が可能。 ということで、ネガティブ期間中に以下の本を再読。ほぼ一気読みです。 オーデュボンの祈り (新潮文庫) 作者:幸太郎, 伊坂 発売…

あなたの仕事の原動力は何ですか?

現在、仕事のモチベーションが絶賛下がりまくりの私。原因は明白。 ①今までの業務と異なる部署に異動した ②テレワーク中心なので人間関係が築きにくい ③お客さまや現場のためではなく上向き(部長)の仕事が多い気がする ④残業の多さ ⑤役に立っていないとい…

プーと大人になった僕

あらすじ 親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経ち、大人になったクリストファー・ロビンは、仕事に追われ、会社から託された難題と一緒に時間を過ごせない家族との問題に悩んでいた。そんな彼の前に、“100エーカーの森”を飛び出したプーが突…

新装版 会社蘇生

新装版 会社蘇生 高杉良 講談社文庫 ざっくりいうと 老舗商社である小川商会が舞台。会社更生法を申請した小川商会を再建させようと、保全管理人である主人公が獅子奮迅の活躍をする。主人公のモデルは、倒産処理の第一人者と称された弁護士、三宅省三氏。 …

告白

あらすじ とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教…

検察側の罪人

あらすじ 都内で発生した殺人事件。犯人は不明。事件を担当する検察官は、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野。最上は複数いる被疑者の中から、一人の男に狙いを定め、執拗に追い詰めていく。その男・松倉は…

プラダを着た悪魔

あらすじ 大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ。おしゃれに興味のない彼女が向かった先は、全世界の女性が憧れる一流ファンション誌、ランウェイの編集部。彼女はカリスマ編集長、ミランダ・プリーストリーのジュニア・…

スティーブ・ジョブズ

あらすじ 常に既成の枠組みを打ち破り、理想を求め続けたスティーブ・ジョブズ。人と違う考え方を貫き、周りの人全てを敵に回した<反逆児>が、どうやって、世界中の人に愛されるデバイスを創ったのか。 シリコンバレーの寵児と呼ばれながらも繰り返される…

マイ・インターン

あらすじ ジュールス(アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。女性なら誰しもが憧れる華やかな世界に身を置く彼女。 仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送って…

他人を支配する黒すぎる心理術

他人を支配する黒すぎる心理術 マルコ社 ざっくりいうと コミュニケーションが驚くほど円滑になる心理テクニックを紹介している本 感想 「黒すぎる」心理術とのことで、てっきりエグいテクニックが満載なのかと思いきや、いたって普遍的な心理術が掲載されて…

リベンジ 巨大外資銀行

リベンジ 巨大外資銀行 高杉良 講談社文庫 ざっくりいうと リーマンショックのアメリカ・日本を舞台にした小説。かつて主人公を放逐した巨大外資銀行に対して主人公が果敢に立ち向かう。 感想 杉さまの本はやはり面白い。リーマンショックのからくりはイマイ…

走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹 文藝春秋 ざっくりいうと ランニングという行為を軸にした一種のメモワール 感想 春樹さんは毎日ランニングし、年に1回はフルマラソン、トライアスロンの大会に参加しているらしい。そこまでする原動力は…

みみずくは黄昏に飛びたつ

みみずくは黄昏に飛びたつ 川上未映子 訊く/村上春樹 語る ざっくりいうと 村上春樹と川上未映子の対談集。村上作品のキーワードである井戸の話や長編小説「騎士団長殺し」について、作家としての思いなどを語っている本。 胸にささった文章 ・文章は、言葉…

不安をなくす技術

不安をなくす技術 嶋津良智 フォレスト出版 ざっくりいうと 不安から解放されるためのテクニックをまとめた本。 胸にささった文章 ・ある出来事が不安かどうかは自分自身が決めている(p27)←アンガーマネジメントと同じ! ・不安は行動につながらないが、心…

神・時間術

神・時間術 樺沢紫苑 大和書房 ざっくりいうと 脳科学や精神科の観点から、筆者が実践している時間術の極意を伝えている本。1日は24時間という当たり前で平等の概念を覆し、普通の人の4倍仕事をして2倍遊ぶ時間術を伝授している。 胸にささった文章 ・起床後…

大相撲一月場所

初めて行ってきました。大相撲!両国国技館! 今、西武のCM等で話題の炎鵬関。 感想 ・国技館は素敵な場所だった。照明がすごい。 ・推しメンには名前入りのタオルを掲げ、声を張り上げて応援している観客がたくさん。どこの業界にも推しメンはいて、タオル…

マンガでよくわかる怒らない技術

マンガでよくわかる怒らない技術 島津良智 著、星井博文 漫画原作、アサミネ鈴 作画 フォレスト出版 ざっくりいうと 怒らない技術シリーズを漫画化したもの。新作スイーツ発表会イベントのリーダーに抜擢された主人公が、思い通りに動いてくれないメンバーに…

戦略思考トレーニング2

戦略思考トレーニング2 鈴木貴博 日経文庫 ざっくりいうと クイズ形式で戦略思考を鍛える本の第二弾。 感想 面白いの一言。著者は、戦略思考初心者の私でも分かりやすい言葉・説明をしていて、ものすごく勉強になった。分かりやすく伝えることができる人って…

雑誌で読んだあれこれ

帰省中の実家で読んだ雑誌から気になったものを。 柳家花緑さんのお話 「感謝」の反対語は「頑張れ」。「頑張れ」は満足するなと、ないものをいつも見ている。一方、「感謝」はあるものにいつも目を向けている。感謝は気がつかないところに潜んでおり、人生…

「なるほど!」とわかるマンガはじめての心理学

「なるほど!」とわかるマンガはじめての心理学 ゆうきゆう 西東社 ざっくりいうと 心理学初心者向けの本。日々の自分の行動や周りの言動などを心理学に紐付けて解説している。 胸にささった文章 ・相手に対する思い込みを防ぐには、相手の立場をイメージす…

マンガでわかる「日本絵画」の見かた

マンガでわかる「日本絵画」の見かた 矢島新 誠文堂新光社 ざっくりいうと 日本画の見方について解説している本。大化のあたりの時代から昭和まで、どのような変遷で日本画が展開されてきたのか時系列でわかる。 感想 日本画は時代ごとに特徴があるが、どれ…

飛んで埼玉

あらすじ 埼玉県の農道を、1台のワンボックスカーがある家族を乗せて、東京に向かって走っている。 カーラジオからは、さいたまんぞうの「なぜか埼玉」に続き、DJが語る埼玉にまつわる都市伝説が流れ始める――。 その昔、埼玉県民は東京都民からそれはそれは…